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2022/06/21 19:04




その昔 異国の地でこんな言い伝えがあった。



その深青の石は どんな願いも叶えてくれる



叶えたい願いはたくさんあるのに
その石を手にする願いは叶わない。
叡智の青石を巡り幾度も争いが起き
人々は心から羨望した。



あるよく晴れた日
羊飼いの少年が木の下で休んでいると
不思議な老婆が話しかけてきた。


「水を分けてくれないかい」


少年が水を渡すと 老婆は続けた。


「欲しいものはあるかい」


少年はひとしきり考えたが
何も思いつかなかった。



老婆と別れ家に帰ると
乾ききった水場がキラキラと輝いて揺れていた。
気づくとポケットに青い石。
いつ拾ったのか分からない。



少年はその美しい夜空のような石を母に贈り
母はその石を2つに割って
少年と揃いの首飾りにして持たせた。



その少年が眠る墓石には こう刻まれている。


ここに眠る者 民を想い戦乱の世を鎮めた王である




叶えたい願いはありますか。


Story:K.




[叡智の青石]シリーズが完成した時
K. がシリーズ作品を見て描いてくれたストーリーです。
このシリーズのタイトルにもなりました。

因みにお話の中に出てくる木がアカシアです。
当シリーズで メインに用いた木となります。
老婆は一体誰だったのでしょうか。
それは 木を扱った作品ページを読んでいただくと
繋がるかもしれません…

アカシアの木×龍の玉
古代エジプト。生命の源, 水と生命の循環をイメージ

ラピスをメインにしたアンクレット。
クリスタルや六芒星 インドビーズ等を取り入れています。 


作品ページは コチラから↓



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最後に…
青い石のエネルギーがカタチを変えて繋がり
こんなに素晴らしいStoryを作ってくれた K.に
感動とたくさんの感謝を込めて。