【銀河の森】シリーズ：制作のこと

2019/11/27 22:27

シリーズは一つまた一つと形になってきました。

夏頃から長らく途中で止まっていた作品も

昨夜漸く動きだしました。

もう何処にも辿り着けない気がしていたもの。

でも本当はそうではなくて

作り手が対象（石たち）に辿り着けてなかったのだと想う。

これは作家さんあるあるとも思いますが

（そっちじゃない）

とでも言うように対象と作り手との間に微かに伸びていた糸がふっと途切れてしまうような

対象（石）が途中でふっと意識を閉ざしてしまう事がある。

それまでなんとなく ”聴こえていた” 筈のものが ”聴こえなくなる” 感覚といいますか。

星野道夫さんが大切なコトバを遺してくださってます。

"私たちはここまで速く歩き過ぎてしまい心を置き去りにして来てしまった。
心がこの場所に追いつくまで私たちはしばらくここで待っているのです"

これは考古学の発掘調査でアンデス山脈に出かけたある探検隊の話で心を置き去りにして先を急ごうとするキャラバン達にシェルパの人々がストライキを起こした時のエピソード。

『制作』に於いても『今を生きる』上でも大切なことを教えてくれています。

『静かであること』

『ゆっくり進むこと』

『対象に心を傾けること』

今は月あかりを浴びたように

月も石も木も共に輝いて見えます・・🙂

我ながら・・
とてもしっくりくる仕上がりになりました🌙

【銀河の森】シリーズは

此方のイベントより販売致します。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

東京都武蔵野市吉祥寺本町2-10-1　

吉祥寺駅北口より徒歩3分
仲道通り商店街。OSHMAN'Sの前／ユニクロの裏辺りです。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー