2026/04/18 15:45
以前から いつかカタチにしてみたい
と思っていた狐。
今回着想となった狐は 動物の狐ではなく
その「地」に根を下ろす 土地神さまのような狐です。
昨年 とある神社の近くを訪れていた頃
何度も脳裏に浮かぶ 白い狐さまの姿がありました。
それは小さな祠に寄り添うようなものではなく
その神社を超えるほどの大きな存在感で
高い視座からその地にあるもの全てを捉えているような
古くから在る 神聖な存在のように感じられました。 
神社の狐さまは
神さまにお仕えする存在と云われており
私の中でも 人を守るというより
その地を護り 循環させていく
また見えない世界との橋渡しをする
そんな役割があるようにも感じています。
ちょうどその頃
私自身 人生の転機と呼べる時期にあり
どこか不安定さを抱えていました。
その為か あの静かに在る姿は印象的で
今も心の片隅に居続けています。
狐を制作するにあたり
“身につけるもの”としてカタチにしてよいのか
という迷いがありましたが
手を動かしていくうちに 私はやはり
身につけるものを作ることが好きなんだと
改めて感じたのでした。
今回制作しているものは
その時出逢った狐さまから着想を得て
fugueなりに装身具として落とし込んだもの。
彼らへの感謝と敬意を込めて 制作しています。
まだ制作途中ですが
石との相性をみながら
少しづつカタチにしていこうと思います。




