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2020/01/27 11:42



作り直した六芒星リング。
チークからパロサント(本緑檀)へ。
そして細かい部分を幾つか。


そのパロサントは 日々の中で空気と体温に触れながら 陽の光を浴びて徐々に緑が深まっていった。
まるで誰にも気づかれぬよう ひっそり呼吸を繰り返してきたかのように。


内側から滲み出るしなやかさや そっと包み込むようなあたたかさ。石を輝かせる木の控えめな輝きは 息を吹き返した樹の新しいエネルギーといったようで 木の放つその様な ”" の中に 樹の本質が潜んでいるのだろう。

樹が樹でなくなっても そこにはまだ僅かに ”樹の霊” が宿っているのだと思う。

これは昨年秋にお作りしたリングです。
ムーンストーンのとろんとした潤みと輝き。
それらを包むホワイトオークもまた 石と調和して 石を引き立てながらひっそりと輝く。


そんな木々を眺めながら 樹の本質について考えてました。
そして古の時代から現代に於いても 人の心が感じとってきたことや 時代を超えてひっそりと捧げられてきた人々の祈り。それらは一体どこからくるもので 何がそうさせるのか。など。

樹と繋がり樹を慈しみ 樹と共に生きてきた人々。
そして私もまた どこか深い部分で見えない「繋がり」を感じています。
人間都合の目的や環境としての役割以前の もっと根源的な地球という生命体との魂の繋がりについて。
その深い部分へ もっと近づいてゆきたいです。

この世界には「宇宙意識」なるものが 私たちが認識している3次元世界とは異なる ある別の次元を川のように流れているのではないかと最近思います。

(「宇宙意識」で調べると 色んな人がそれについて語られてますね)


それはこの宇宙を構成している要素の一つであり 凡ゆる生命の源流にあたるもの と今は解釈しているのですが
樹はその宇宙意識なるものが繋がる 或いは流れこむ血管(パイプ)の様な役割も担っていて 樹齢の高い樹ほどその力は強く 宇宙意識の「脈」に近いのではないかと思うのです。
人はその「意識」を樹を伝って本能的に感じ取っているのではないか。生命の源となる根源的な意識と。


自然の中に身を置いた時 突如身体の内側がうち震えるような感覚におそわれたり 自然と涙がこぼれ落ちたり また直観することなどは 宇宙の意識に触れて引き起こされる反応ではないかと思いました。

その瞬間 個人的な感情や思考が消え去り 主体がなくなってゆく=自分と世界との境界線が無くなってゆき なにかとてもあたたかいものに包まれてゆくのです。それは「魂が無限に触れる」ということなのでしょうね。
その時 何かとても大切なことを思い出したような感覚に気づくのです。
わたしは以前 その中に居た..?” というような。


今日はここまでにします。
最後までお読みいただき ありがとうございます😊