2019/10/26 10:17

 
様々な形状のピースで 試作を重ねています。

今制作中なのは 
ぽってりしたレクタングル型のレムリアンシードと
シャープなマーキス型のトルマリンクォーツ
そしてトライアングル型のトルマリンクォーツ。


木のリングでは 金属が出せるような "細さ" は難しいですが 樹木の持つ独特な温もりや 金属とは異なる "繊細さ" "心地"  其々の樹が秘めている "波長" のようなものを引き出してゆけたらと思っています。

ふと思いつきにて 
このレムリアンシードは 雪の中へ向かわせる事に。

マーキスは 漸くというところで一部削りすぎてしまい 穴が…💦
スタート地点へ逆戻りです。
此処までくると愛着も積もっているので お別れは辛いですね。。


此方は完成へ。
木と石の素朴な佇まいから
森を包みこむ "静けさ" を思い出し
石周りは金属を使わず このままにしました。
水晶の潤みと木の柔らかな輝きが とても気に入ってます。

樹木に染み込んでゆく新鮮な水
大地を潤す恵みの水
命の水
水晶とジリコテの組み合わせは 心に潤いを齎してくれる感じ。


サイドにモルダバイトとラブラドライトの小さなカボションをはめ込んでいます。

角度によって 光の色が変化するラブラドライト。
一方モルダバイトは 大半木の色と馴染んでいておとなしい。
でもある角度に於いて
光がモルダバイトの淡いカーキの光を届けてくれる。
その一瞬に何度もときめき ハッとさせられます。



其々の木の可能性も また限界も
自分の作風に於いて これまで以上に
実感として掴めるようになってきました。
でも木の事をより知るには もっと視座を高くしてゆく必要があります。

なかなか向き合えなかったリング制作でしたが
今こうして向き合えているのは
先日の北海道で 木工作家 西山忠男さんにお会いしたことが大きい。
西山さんが言われた言葉が心にずっと響いていて
力を貸してくださっているのだとも思います。
きっと何気なく言われた言葉だと思いますが
私にとってその瞬間は永遠の様な気がしていて
この先へと繋いでくれているのです。




続く・・