2019/07/19 03:28


【Amateras】

太陽の石 シトリン。
光が石の中で鏡の様に反射し合い 虹を生み出しています。
名前(テーマ)はこの石を見た瞬間に決まり そして実物を手にしてみて間違いないなと。


木は栃を採用。理由は この石に関しては栃が最も「煌めく太陽の光」を石から引き出してくれたから。
初めは栃杢が表裏最も強く出ている部位を切り出し進めていた。「最高を作りたい」の一心で。(左)でも普段はしないミスで使用困難に...これには正直凹みました。

その栃の板材には 樹洞(ウロ)の一部と思われる部位があり 凹凸がある為加工時は其処を避けていました。改めて木を切り出す際 ふと思いたち ずっと避けていたその部位を敢えて取り込むことに。それが右側。

思えば 石の美しさとは その個体にしかない表情や特徴が唯一無二の魅力であり 製材された木材にも そういった特徴が稀に残されています。栃杢は勿論美しいけれど リアルな姿を語るこの部位こそ その木の真の姿であり美しさではないかと。 

まだ荒削りですが この樹洞の部分に石をはめこむと 命が吹き込まれたように躍動感がでました。
また見方によっては陰陽にも見えます。
これから丁寧に磨いてゆき 
後にこの部分にはモチーフが付きますが リアルな木の肌は 太陽の湧き上がるエネルギーを反映しているイメージにも。

ここが最終的に素材間でどのように共鳴し合うのか。
個体の持つそれぞれの癖や特徴を 作り手である私が また見る側がどう捉えるかで プラスにもマイナスにも変化する。
自然物を扱う私が 大切にしたいことを改めて感じた瞬間でした。


【Amateras】と【白龍蛇】


先日 いつもの神明宮へご挨拶と共に この制作のご報告を。




【Amateras】は 日本の最高神「天照大御神」で 太陽を象徴する神様からの命名。
私達は祖先を辿ってゆけば いずれ天照大御神に繋がるとも云われてます。よって【Amateras】は 各々の中に存在している生命エネルギー(光)。
イメージとしては 太陽からエネルギーを頂き 一人一人が輝いてゆく世界へ。内に持つ光(Amateras)が振動となって世界へと拡がる。鏡のように互いに光を反射させ合いながら 最終的に太陽へと光(エネルギー)を返してゆく。
この石を手にし そのようなインスピレーションが降りてきました。