2019/05/26 18:30
先日ふと思いつき 此方へ。
鳥たちの囀りで目覚める朝。
ゆったりと流れる「自然時間」
そして汎ゆる調和の中から流れてくる 静かな「振動」
其処には 言葉にならない圧倒的な美しさが拡がっていて 人間の手には及ばない 壮大なエネルギーが流れていました。
「人間時間」から「自然時間」へ。
日常の喧騒が頭から離れてゆき 目が覚めて漸く「自然時間」へと心が追いついてくる。
自然が起こす「振動」の中に 身も心も溶けこんで「ゼロ」に。
「自然と一体になる」とは 自然時間の中で 自然の起こす振動を 心体で感じとる事。
つまり「ゼロ」の状態。
その中に身を置いていると 肉体とは本当に借り物であって ゆくゆくはこの振動の中に還ってゆくのかな・・なんて思ったりもします。
それにしても 本当に・・
ことばにならない美しさです。
「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間
もう一つの時間が 確実にゆったりと流れている。
日々の暮らしの中で 心の片隅にそのことを意識できるかどうか
それは天と地の差ほど大きい。」
星野 道夫
湖面に反映したもう一つの風景。
並行する二つの世界。
湖面は 自分の生きる世界を映す 鏡の様なものかもしれません。
(自身を取り巻く)世界は 自身の振動によって カタチ作られてゆく。
自然体験の中で沸き起こる感動は 魂の振動であり 自然との間で生まれる共振でもある。
心体の中心にある魂が 自然との調和を求め 本来人間が自然の一部であることを思い出させてくれるのです。
「振動」に耳を(全身を)傾けていると 自然が次へ次へ・・と導いてくれます✬
巡った場所や 其々で感じ取った点と点は 後に意外な処から線となり繋がったりするから不思議です。
古代の人々が遺していった神話や文明。それが何故今も受け継がれているのか
その意味が 見えない世界の中に隠されているような気がします。