2019/03/10 00:05

天然石と木のブレスをオーダーしてくださった方からのリクエストで
革のブレスを制作させていただきました。

ミサンガからの着想で 革をメインにしたブレスレット。
留め具部分は木で制作。

木と石のブレスレットと重ね付けが出来る シンプルなデザインです。

▼試作


▼完成画像(ご本人さまより)
(偶然の猫つながり・・笑)


▼取り外し可能な 木のリング(縁)付き。

因みにミサンガとは
様々な色の刺繍糸を何本も合わせて 模様編みをしてゆく組紐の一種。
「プロミスリング」とも呼ばれています。

学生時代に 人から貰ったりあげたり ご自身で作られたりした方も
多いのではないでしょうか。
願いを込めながら 糸で一本一本編んでゆく。それを手首や足首に身に着けて
基本的には外さずに 紐が自然に切れたら願いが叶う というものでしたね。
ただ身につけるだけではなく 日々の中でその想いや約束と向き合ってゆくことが
ミサンガ本来の意味なのだと思います。

私が制作したものは 模様がなく 丸四つ編みのシンプルなもの。
でもシンプルだからこそ 一定のリズムや力加減が 仕上がりに左右します。


革を一本づつ交差させて 編む。
リズム  力加減  そして心。 
ピアノでスケールを弾く時ととても似ています。
また 木を削ったり磨いたりする時と同じ様に エネルギーは手を介して循環します。
静かな心の中で 編むという行為に全霊を傾けてゆくと
次第に早朝の水辺のような静けさが 内側から拡がってゆくのがわかります。
『編む』という行為も どこか瞑想に近いですね。


手を介して流れてゆくエネルギー。
ブレスレットはその通り道で 持ち主にそっと働きかけてくれるもの。


アクセサリーというよりは「法具」。
それはエネルギーの通路であり シンボルとなるもの。


これはその方が言われた言葉ですが
ミサンガそのものも ある意味そうであるように
其処には内なる対話があり その方に寄り添うものであれば・・と願っています。