2019/02/23 18:34

昨日 近所でミネラルショーがあり 行ってきました。

メイン会場では 主に制作で使う素材を見て回り 幾つかの石をお迎えしてきました。
流石にメインは 丁寧に手をかけられた宝石や半貴石が沢山。
どれも美しく お財布と何度も相談する事も・・笑。


そしてメインから少し離れた場所には
国内で採掘され加工された石たちを販売するブースもあります。
メインと比べ規模は小さいですが 此処には日本各地を巡り
石の採掘と加工に情熱をかけた方々がいらっしゃる。
(勿論メインもそうですが より身近というか「顔が見える」)

職人の極みを感じる一粒や 石との出逢いから 植物を丁寧に育てるように 愛情と情熱の中で磨きあげた一粒など。
それは 実物を見ているだけでも伝わってきて 不思議と惹き込まれてゆきます。


これは?と聞くと 採れた場所の地図を拡げ 教えてくれることも。 その瞬間の出逢いを想像する。 浪漫が此方にも拡がってゆく(*^^*)


「野口」は人名ではなく 採れた地名。
海からは離れた山間の 川の上流付近。
此処で採れるのは 比較的珍しいみたい。
因みにこれは 原石の風合いを活かす為 磨きはほんの少しだけ。


普段私が制作で扱う石は プロの手によって加工された 半貴石に属するものが大半です。
ですが本来鉱物は 業界の価値観とは全く無関係な存在。

生物に起源を持つものや 木や砂 水から誕生するもの
其処には果てしなく膨大な時間と 大地と宇宙の力と環境が大きく作用し
人知れずひっそりと変容を遂げてきて そしてある日 誰かの心がそれに繋がる。
そこから新たな物語が始まる。

そういった鉱物の生い立ちや 人との繋がりが垣間見えたりすると
なんだかとても落ち着くんですよね。
自然物もそれを扱う私たちも 生み出す機械ではなくて
無数に散りばめられた小さな欠片が 蜘蛛の糸ほどの細い糸で
奇跡という繋がりで結ばれてゆく。
そこには 種を超えた 言葉を超えた繋がりと 誰かの心が存在していると思うからです。


【ばら輝石/ロードナイト @愛知県 田口鉱山】



日本各地を巡り 鉱物採取した中の一つ。
その方は「自分のは趣味」と言われてましたが その情熱は深い。
磨きながら この花弁の様な模様を見て その方はきっと 心がときめいたんじゃないかな。


【 @徳島県】





徳島県のはイベントではなく ある方からいただいたもの。
他にも 様々な色カタチをした貝殻などもあります。

同じ場所にあっても 2つとして同じものが存在しないという不思議。
何処から来て どうやって生まれたのか
鉱物は 人間の様には語りませんが そこに刻まれた模様や色(成分) 形状 痕跡…などが
それらにとっての歴史であり 唯一語るコトバ。
沈黙の中に潜む 私たち人間には抱えきれないほどの膨大な情報が ここに詰まっています。
そして 意識が其処へと無意識に繋がるとき 私達人間も 自然の一部なんだなぁと想います。


宝物は(鉱物に限らず)目の前に拡がる ごくありふれた風景の中に
沢山散りばめられています。
それは ラブラドライトの様に ある角度に於いて光り輝いて・・
或いは 私達の心の光によって 捉える事ができるもの。
そしてその魅力を更に引き出したり
または そこから大切な事を伝える様々な錬金術を 
私達は 一人一人が持っているのだと想います。

春のオーダーメイド特別企画
お申込み お問い合わせ 誠にありがとうございます。
とても嬉しい・・(*^^*)
皆さまからの大切な想いを 一緒にカタチにしてゆきたいと想います。

引き続き どうぞ宜しくお願い致します。