2020/10/20 00:37



『真砂岳』 in 立山連峰

立山黒部アルペンルートを伝い
北アルプスに位置する真砂岳へ。
(室堂から雷鳥荘〜真砂岳)




森林限界や時期的なものも重なり 岩肌に這う様に生えるハイマツを除いて 殆どの植物は終焉を迎え 山全体は無彩色に近づいてました。

生命の ”気配” を失った山は 海の底の様な深い静けさ。

越冬する鳥や小さな生物たちは ハイマツから養分を摂取したり寝床を確保するみたい。
道中 人懐っこい二羽のイワヒバリが 暫く山道を先導してくれた🐧


ごろごろした大きな岩塊や砕け散った無数の石たちを見ていると 森や村や街がある以前に 

此処は『星(惑星)』なんだ

という感じがすごくして
植物の生命を感じる "気配" も抜け出て「死の姿」或いは「生成前の原初の姿」に戻ってゆくような…


『この世の果て』


そんな印象が強かったです。


日常は 街や生活 周囲や内面からの様々な ”音” でかき消されてしまいがちですが
こうして毎日を生きている同じ瞬間には もう一つの時間が確実にゆったりと流れている。
星野道夫さんは それを日々の暮らしの中で 心の片隅にそのことを意識できるかどうかは 天と地の差ほど大きいと云われた。


春には拡がり 冬には鎮まってゆくエネルギーの流れ。
一つのサイクルを終えて眠りに向かう草木に対しては 私たちはハイマツの様な常緑樹に近い。
この大きな流れを身体に持つことは 人間も自然の一部である上ではとても自然なことで 魂の営みが其々にあると思う。


再び陰の時期を迎えた。
さぁ 今年は何をどう育ててゆきたい?
と改めて自分に問いかけてみる。


ー内観と生成ー