2020/01/14 15:57

今日は 私の過去について少しお話を。


今から4年前 私は大手の電気通信会社で働いていた。
通信業など 過去の自分の経歴には全くかすりもしない
正直 自分とは陸続きではない業種であったにも関わらず
(元々服飾系出身でもあった)
こういうのがご縁というものなのか
なんだかんだ13年も居させていただいた。
現在の作家活動を除けば 
私の職歴の中では最も長い会社です。 
因みに作家活動はそれより少し前にスタートしたので
その13年間は 会社員と作家活動との
二足の草鞋で生きてました。


私の活動は職場で公言していて 
職場は活動に対して非常に寛大で
辞職する前の4年程は 通常の勤務日数の1/3程を
作家活動の方へ移行させていただいてました。
当時は今のような「働き方改革」などなかった為
直属の上司は
私の希望する勤務スタイルを実現させる為に
上の方々にかけ合い切り開いてくださったのでした。
上司や同僚は皆本当に良くしてくださり
これは非常に珍しい事と思いますが
人間関係に於いて また業務に於いても
外側に対して抱くような悩みや不満は
この13年で殆どなかったのです。
(畑違いの業種なこともあり
 個人的な苦労は絶えずありましたが・・笑)


其処では人からの学びが非常に多く 
自分の事を知り 向き合い
成長させていただいた場所でもあります。
自分の事を知るというのは
正直苦しい事の方が多かった。
それでも こう言ってはなんですが
居心地が良かったのです。

ただ辞職前の数年は
会社で大きな改変が続いたこともあり 
その影響は私自身にも心身に強く響いていた。 
スタイルを作っていただいたにも関わらず
エネルギーが活動までなかなか回せなくなってゆき
増え続ける稼働で
何かが失われつつある事に気付いた時に
辞職を決意しました。




何故こんな話をしてるかと言うと・・
昨日 散歩の延長でふと思いつき 此処に来てました。


旧浜離宮恩寵公園



浜松町駅から1分✬


実は浜松町は 辞める直前のロケーションであり
この公園は 浜松町に異動してから 
ずっとずっと行きたかった公園だったんです。


行きと帰りで必ず通るルート。
※平日は多くのサラリーマンが忙しなく行き来してます。


此処の窓からいつも この公園が見えていた。


時々 朝や昼の時間帯に公園を散歩している人が居て
この人達は一体 どうして其処に居れるのか
どんな生活をしたら出来るのか
と不思議でならなかった。
窓の向こうの世界がとても眩しくて
そしてとても遠いところのように感じていたのです。

公園を見る度
「行きたい」と思いながらも 行き方がわからなくて
浜松町に3年も通いながら 結局一度も
そのルートから大きく外れる事はなかったのです。


(駅から1分なのに・・笑)


不思議ですね。
「行きたい場所」はわかっていて
「行きたい場所」は目の前に見えいているのに
「いつか行ける」
「行き方がわからない」などと理由づけしていたら
あっという間に時が過ぎていた。
ちょっと意思を持てばすぐなのに。。



私にとって窓の向こうの公園とは 今居る私の世界。
つまり 作家活動を本職にした世界に居るビジョンだったのです。


自分にとって大切な事がなんなのか わかっていても
理由を付けて蓋をして生きていたりする。
表に出すことで何かが崩壊してしまう
途端に生きれなくなってしまう
そんな恐れや不安に襲われるのです。
スタイルが確立されていればいる程
スタイルからの脱出は勇気を伴う。
「居心地の良さ」は 時に自分の本当の心を
見えなくしてしまうことがあります。



「いつか」を実現してくれる人は誰もいない。
「いつか」を発しているうちは
永遠に「いつか」のまま。



あれから4年経った昨日 
私は「窓の向こう側」に居た。
▼太陽の左下の建物が例のルート。


「行きたかった場所」に 今自分が居る。
反転した自分の世界。
あの窓を通して 4年前の自分を視ていた∞


あの業種の知識や経験が
今の活動に直接繋がりは無くても
あの職場でしか学べなかった事が非常に多くあり
自分とは異なる様々な思考や精神性が
今の私にヒントや支えを示してくれています。
人生で無駄な事はひとつもなく
あの窓の向こうの13年間があったからこそ
今があります。



自分の「行きたい場所」を既に知っていて 
何らかの理由で踏み出せていない人。
「行きたい場所」から目を離さないでいて欲しいです。
人生のダイブは 大きな勇気やタイミングも必要だけど
今居る場所を大切にしながらも
少しづつ歩み寄ってゆく事ならきっと出来ます。
「此方側」と「窓の向こう側」を
「少しづつ交換してゆく」のです。
日々の一瞬一瞬が 
望む世界の 或いは未来の「覚悟」への問い。
大切なものって 本当にごく僅かです。 


あなたの「窓の向こう」には 何が映っていますか。
今の私にも問う。


最後までお読みいただき ありがとうございます(*^^*)